2013年12月1日日曜日

NSCフィジカルトレーニング

NSCでは、小学生低学年・高学年・中学生を対象に20分間のフィジカルトレーニングを行っております。このトレーニングの趣旨は、子供達の発育資本となる身体の矯正を目的とします。
 
①『基本的な走り方の矯正』
正しいフォームを身に付ける事で、これから色んなスポーツをやっていく中で基本的な動きが出来ている子は運動能力が高く、速く走れるだけでなく、怪我の予防にも繋がります。プロのアスリート達もこういった基本的なトレーニングを大切にしています。
 
②『生活習慣病予防』
所謂「成人病」です。これは、昭和60年から年々増加しています。間違った運動をしていても、予防には繋がりません。時々急な運動をするよりも、少しずつ身体を慣らし、作っていく事により「心臓、肺の疾患、肥満、うつ病」等も予防し、精神的健康にも繋がっていきます。
 
 
≪コメント≫
前回、6月上旬にタイムを計測し、全体で98%の子供達が自己新記録を出しました。
低学年・高学年共にある程度の軸(体幹)が出来てきた結果だと思います。
 
前回タイム計測からの次のステップとしての練習内容として、
低学年は、引き続き股関節・膝・腰等の基本的な動きに早く走る時に不可欠なバネを付ける基本的トレーニング、そして全力を出して走り、心肺機能を高める根性トレーニング練習をしています。
 
 高学年は、基礎体力作り、階段トレーニングで走る時に必要な股関節の動きとバネを付ける為の高学年レベルの部分トレーニング、全力を出し切る為の200mダッシュをしています。
 
※強度の筋力トレーニングは、成長の妨げとなる為、行いません。あくまで、年代に合わせた小学生スポーツレベルの集中フィジカルトレーニングです。
 
≪今回の結果と比較対象≫
日本の小学生50m平均タイム 
9歳男子 『9"69』・女子『9"97』・10歳男子『9"31』・女子『9"53』
 
2012年11月25日 NSC低学年 平均タイム 『10"17』
2013年6月2日   NSC低学年 平均タイム 『 9"50』(0"67更新)
2013年12月1日  NSC低学年 平均タイム 『9"31』(0"19更新)
 
 
≪高学年比較≫日本の小学生100m平均タイム
11歳男子『17"40』・12歳男子『16"44』・13歳男子『15"32』
14歳男子『14"68』・15歳男子『14"38』
 
2012年11月25日 NSC高学年 平均タイム『17"62』
2013年6月2日  NSC高学年 平均タイム『16"69』(0"93更新)
2013年12月1日 NSC高学年 平均タイム『15"70』(0"99更新)
 
 
前回と比較し、低学年・高学年共に全員、自己新記録を出しました。
特に高学年は、集中して練習に取り組んでくれて、大幅に記録を更新した子がたくさんいます。
見学されている方はお分かりになられると思いますが、それが間違いなく、サッカーにも繋がり、技術的にも精神的にも本当にレベルの高いチームとなりつつあります。本当にコーチ陣としては嬉しい限りです。
今後も引き続き、NSCコーチ陣が子供達の夢や目標、そして何よりも身体と心の成長をお手伝いしていきたいと思います。今後ともどうぞ、宜しくお願い致します。
 
NSCコーチ 中村

2013年11月27日水曜日

NSC走りのトレーニング

NSCが行っている走りのトレーニング全てが詳しく紹介されていますので、是非ご覧になってください。
この番組は各界のスペシャリストをゲストとして呼び、日本が世界で勝つ為にはどうすべきか?をテーマに熱いトークが繰り広げられる番組です。

2013年10月29日火曜日

ラジオ体操第四

NSCもラジオ体操を初めて約1か月になりました!

ラジオ体操はみなさんお馴染みの第一、そして「筋肉モリモリ」でお馴染みの第二がありますよね。

実はラジオ体操第四なるものがあるらしいです。冷やかし程度に見てみてください。正直すご過ぎて笑ってしまいます。

http://www.youtube.com/watch?v=Ep4JAf8hECE


NSCではこれをやれなんて言いませんのでご安心を!

(最初の30秒くらいまで、いけると思ったのに・・・・)

それではまた来週!


2013年10月26日土曜日

パスタが中華麺に!?

今回は生活に関する情報です!
日々生活の中で、いつも恋しくなるのが何といっても日本食。。
そんな願いを叶えてくれる嬉しいお話があります。
それは、普段こちらで食べているパスタが中華麺!に大変身するのです。
今この話を聞いて信じている方は何人居るでしょうか・・・ではでは答えましょう。
作り方は簡単!まず、パスタをN.1のサイズの一番細いものを用意します。
いつもの通り、お湯を沸かして沸騰したところにパスタを投入・・・この時です!

写真の重曹(じゅうそう=ベーキングソーダ、 炭酸水素ナトリウム)をスプーン大さじ一杯を入れると、ぷ~んっとラーメンの香りがするではありませんか!!
ラーメンのちぢれ麺ほどまでは行きませんが、コシがあり味は完全に中華麺!に大変身♪
早速、この日は家で上記の中華麺を用意して焼きそばを試みました。
 
や・き・そ・ば
 


美味しいー!経済的ー!簡単ー!感動しました。
 
この有難い話を提供してくれたのは、NSCの古株であります大槻太朗君のお母さんの奈保子さん。大槻奈保子さんは実は料理教室の先生。
ご自宅で開催されているようですのでご興味がある方は直接大槻さんまでお願いします。

最後に大事なことを!この重曹はフランス語でBICARBONATEといい、大きなスーパーマーケットであればどこでも販売しております。価格は4ユーロ弱程です。


是非、ご自宅でお試しください♪



 

2013年10月16日水曜日

10年に1度?の大イベント!!

98年ワールドカップフランス大会決勝が行われたスタッド・フランスで行われた日本代表対フランス代表との一戦。あの劇的な勝利から今日でちょうど1年が経っておりました・・・(今までアップせずにすみません)
その戦いに、なんとNSCの子供達がエスコートキッズとしてスタジアムに登場。約4万5千人の観衆が見守る中、見事、胸を張って任務を果たしました。


大観衆の中で頑張るNSCの子供達
 

世界的なビッグスターの姿はどう映るのだろうか。その答えは、子供達の瞳を覗き込めば分かる。少し緊張した面持ちながらも誰もが目を輝かせ、そこに未来の自分の姿を思い描くはず。
子供達は、選手たちに手を取られて緑が映えるピッチに足を踏み入れる。そのかけがえのない経験は、子どもたちの未来にきっと大きな財産をもたらしてくれるだろう。

今年2014年度は、代表監督の意向により欧州試合が4戦、対セルビア、対ベラルーシ戦、また11月には対ベルギー、対オランダ戦があります。ワールドカップブラジル本大会まで一年を切っていいるザックジャパン。この国際試合の経験を通じて良い形で本戦に臨みたい!!

2013年10月12日土曜日

シューズのサイズ

異国でシューズを買うのも一苦労ではないでしょうか。

多分お気づきの方も多いかと思いますが、メーカーによっては靴のサイズが日本式で表示してある場合があります。日本式のサイズ表記ですと、だいぶ分かりやすいのではないかと思います。

JPと書いてあるのが日本式サイズです。なぜか日本でお馴染みのセンチメートル表記ではなくてミリメートルなのですが・・・(笑)



メーカーによっては日本式サイズ表示が無い場合もありますのでご注意を!靴の内側をよくご覧になってみてください。

NSC 田中

2013年10月3日木曜日

サッカーボールのサイズ


「4号球のボールはどこに行けば買えますか?」という質問をよく頂きますのでぜひお答えしたいと思います。

私が個人的におススメするのはLa Defenseのショッピングモールの中にあるGo Sportsです。とても大きな店舗で品ぞろえも多い上、モール内なので他の買い物のついでに来れて、そして値段もリーズナブルです。

スポーツショップでは一般的に3号球、4号球、5号球の3種類が売られています。



3号球が一番小さなボールです。6~7歳以下の子供には3号球がおススメです。



4号球は大人用の5号球ボールよりやや小さめです。12~13歳以下の子供には4号球がおススメです。


そして大人用の5号球。Size5と書いてあるのが見えますでしょうか?


子供たちの足に過度の負担をかけ過ぎないためにも、体の大きさにあったボールのサイズを選んでいただけたらなと思います。

ちなみに、10月8日までセールやってるみたいです。



良い週末をお過ごしください。

NSC 田中

2013年9月29日日曜日

本日のラジオ体操

本日の練習, お疲れ様でした。

残念なことにパッとしない天気でしたが、今日も子供たちは元気いっぱいでした!

記念撮影会につきましては、今朝のNSCメールで来週に延期ということでお知らせいたしましたが、来週の日曜日は日本人学校のイベントがあるそうなので、また日程の方を調整したいと思います。また後日NSCメールより皆様にお知らせいたします。

そして今日も、ラジオ体操にたくさんの方に参加していただきました。ありがとうございました。



ブログのテーマの方も皆様のアイデアを募集しております。NSCブログで読んでみたいテーマがありましたらぜひNSCの方までご連絡下さい。

NSC田中

2013年9月25日水曜日

ラジオ体操始めました!

先週の練習から記念すべき第1回ラジオ体操を始めることができました。保護者の皆様のご参加もあり、家族で楽しい第1回になったのではないのでしょうか。これからもぜひ続けていきたいと思っておりますので、ぜひ皆様の参加をお待ちしています。

ちょうど幼稚園、小学校低学年、高学年、全員が重なる唯一の時間帯が11時から11時半ですので、来週もラジオ体操は11時スタートを予定しております。

そして、スピーカーの音量の関係もありますので、なるべくコーチ陣から半径10メートル以内に陣取っていただければ、皆様にお馴染みの懐かしいラジオ体操の音声をお届けできると思います。ですので次回は私ももう少し、ピッチの中央辺りに立とうと思います!

さてラジオ体操といえば、我々が小学生の頃は夏休みによくスタンプをもらいに早朝からラジオ体操をしに行った記憶がありますが、不思議と何年経っても動きは覚えているものですね。

海外にいる子供たちにはなかなかラジオ体操に触れる機会が少ないと思いますので、ぜひこれを機にみんなで楽しく覚えていただければなと思います。

さて、このラジオ体操ですが、大人が真剣にやると軽く汗が出ます。
ラジオ体操第一の動きを全部辿ってみると、ほぼ体全体の筋肉を伸縮しているのにお気づきでしょうか?

  1. のびの運動
  2. 腕を振ってあしをまげのばす運動
  3. 腕をまわす運動
  4. 胸をそらす運動
  5. からだを横にまげる運動
  6. からだを前後にまげる運動
  7. からだをねじる運動
  8. 腕を上下にのばす運動
  9. からだを斜め下にまげ、胸をそらす運動
  10. からだをまわす運動
  11. 両あしでとぶ運動
  12. 腕を振ってあしをまげのばす運動
  13. 深呼吸の運動

前の太もも(専門的には大腿四頭筋)以外は全て伸ばし、研究に研究を重ねた体操なわけです。

私は、NSCでラジオ体操をやるにあたって、インストラクターなのに記憶があやふやではいけないと思い、記憶を蘇らすためにも、ラジオ体操第一と第二を先週から毎朝やっているのですが、これを朝にやることによって一日の体調が違います。保護者の皆様にもぜひおススメです。

また次回の練習での皆様のご参加をお待ちしております。

NSCコーチ 田中

2013年9月23日月曜日

ブログ再開です!新学期も、宜しくお願いいたします!

NSCの皆様いつもお世話になっております。コーチの田中です。

長かった夏休みも終わり、NSCも新学期を迎えましたので、私も当ブログに初の書き込みをしてみたいと思います。

私はNSCでお世話になりはじめて丸4年が経ち、この秋から5年目に入りました。知らない間にNSCの古株になってしまいました。


ここ6ヶ月ほど、本職の方で転勤があり2013年はほとんど幽霊スタッフではありましたが、9月から復帰いたしましたのでまたひとつ宜しくお願いいたします。

ここ半年間でご入会された方への紹介も兼ねて、今日は私自身のことを少し話してみたいと思います。

普段の私は実はサッカーとは全く関係なく、石油プラントなどの海洋建造物を建てるイギリス系の会社に勤めるサラリーマンです。両親の仕事の関係で小学校5年生の時に日本を離れイギリスに8年、そしてマレーシアに2年住んでおりました。そしてイギリスの大学を卒業してそのままフランスに渡り就職し現在に至ります。「帰国子女」という言葉がありますが、私は日本に帰れぬまま大人になってしまった「未帰国子女」です。

私は小学生の当時、ロンドン郊外の現地の小学校に通っていました。さすがサッカーの母国だけあって休み時間になるとクラスみんなでよく校庭でサッカーをしたものでした。イギリス人の子供のサッカーはそれは激しかったです(笑)。でもサッカーのお陰で新しい環境にもすぐ馴染めましたし、英語もすぐにわかる様になってきました。

そして土曜日は日本人補修校に通っていました。そこで日本人の友達に会っておしゃべりしたり、休み時間にサッカーしたりするのが本当に楽しかったのを今でも覚えています。

そんな英語漬けの生活リズムを続けていた少年時代でしたが、やはり私も知らず知らずのうちに「たまには日本語しゃべりたいなぁー」という衝動に駆られたものでした。私にとって当時の補修校は私の「心を整える」という点から、勉強以上に大切な意味があったのかもしれません。

なので私は、子供達にとってNSCが単にサッカーを習いに来るところだけではなく、子供たちが日々、各々の学校生活に関する思いを共有したり、日々の生活リズムから少し息抜きができたりと、そんな場所でもあればいいなと考えています。

もちろんコーチ陣としては、練習を息抜きすることはもちろん許しませんが(笑)

今、大人になって振り返ってみると海外で育ったお陰で国籍を問わずたくさんの仲間に会えました。その中でも、そんな異国で出会う日本人の友達というのは子供達にとって、大人になっても特別な存在であり続けるように思います。

そんな場をこれからもNSCで提供できれば良いなと考えています。
これからも宜しくお願いいたします。

そしてコーチ陣にも気軽に声をかけて下さいね!


田中

2013年8月18日日曜日

祝・流通経済大学サッカー部優勝







この8月17日、第37回全日本大学サッカートーナメント(総理大臣杯)決勝戦が大阪・長居陸上競技場で行われ、流経大が明大を破り優勝を勝ち取りました!
ご存知、流通経済大学はNSCのパートナークラブであり、今年度よりこの中の3名(優勝主力メンバー)が選手としてフランスリーグに出場致します。
NSCコーチとしても毎週参加してくれますので、子供達の良き兄貴として切磋琢磨し、夢を与える者、そして夢をもらう者が循環しながら、クラブとして成長に繋がれば幸いです。
           流通経済大学サッカー部おめでとう!





2013年6月27日木曜日

NSC大人チームが初の公式戦!!

大人チーム初の公式戦!!

先日、パリ郊外で開催されたAS BORNEL主催の7人制サッカー大会に出場してきました。

午前中にグループリーグを行いお昼休憩を挟み、午後から順位別リーグを経て上位が決勝に進む方式を1日通して行われました。

NSCからはFC NIPPONとして2チーム出場し、チーム1が見事グルーブリーグを突破し、午後からの上位リーグでも健闘をして最終順位は20チーム中6位という素晴らしい結果を収めることができました!!

チーム2も健闘していたのですが惜しくもグループリーグ突破をすることができませんでした・・・。

しかし!!日本人らしく清々しいジェントルマンなプレーが姿が認められチームフェアプレー賞をいただきました。

平日は仕事をしながら、日曜も子供達が練習をしている横で子供以上に一生懸命練習をした成果がこの大会で発揮でき好成績を収められたのではないかと思います。

大会に出られた大人チームのみなさん本当にお疲れさまでした!!

以下、大会の様子を写真でご覧ください。

NSCアシスタントコーチ
山口 真










2013年6月10日月曜日

PSG優勝!!

          PSGリーグ優勝おめでとう!!!
PSGホームスタジアムメイン
 
これだけ大型補強をすれば・・・で臨んだ今季。
前線でイブラヒモビッチの活躍、そして、後方でチアゴ・シウバの鉄壁の守りに救われ、それぞれ個の能力で勝ち取った優勝。
 
 
 
アンチェロッティ監督の移籍報道がある中、来期のチームづくりの不安は更に大きくなるはず!
これだけ個性が強い選手を集めてしまうと、チームを一つに纏める事は本当に難しい事。
またまた、来期は誰がチームに加わるか、本当に楽しみですね!サイドバックの補強をしているPSG、日本の選手もチャンスがあるはずだが、来年はワールドカップ本番!レギュラーの確約を貰えないと選手たちは不安。外国人枠もあるし、厳しいかな・・・
でもでもこの夏の移籍市場も是非期待しましょう♪
 
 
 
 
 

 
 

2013年6月6日木曜日

祝・ACBB全仏少年サッカー大会優勝!!!

我がNSCのパートナーシップクラブACBBが、なんと全仏少年サッカー大会にて見事、全国優勝を果たしました!予選リーグから決勝までPSG、マルセイユ、リヨン、ルマン、ナンシー、サンテティエンヌといったプロチームの下部組織を抑えて、アマチュアクラブの優勝は史上初!
歴史的快挙に最大限の称賛を送りたい♪
http://www.fff.fr/actualites/5025-548983-boulogne-billancourt-et-lol-au-palmares

              【初優勝に喜ぶACBBの子供達】

 

祝・日本代表WC出場おめでとう!!!

我が日本代表が2014年ブラジルワールドカップ出場決めました!
リズムを掴めない厳しい状況の中、本当に素晴らしい事です。
試合内容は・・・ですが、何はともあれ、おめでとう!サムライブルー♪


                  【日本代表とNSCの子供達】

2013年6月3日月曜日

体の矯正&走り方でサッカーを変えていく


NSCでは、小学生低学年・高学年・中学生を対象に20分間のフィジカルトレーニングを行っています。このトレーニングの趣旨は、子供達の発育資本となる身体の矯正を目的とします。
 
①『基本的な走り方の矯正』
正しいフォームを身に付ける事で、これから色んなスポーツをやっていく中で基本的な動きが出来ている子は運動能力が高く、速く走れるだけでなく、怪我の予防にも繋がります。プロのアスリート達もこういった基本的なトレーニングを大切にしています。
 
②『生活習慣病予防』
所謂「成人病」です。これは、昭和60年から年々増加しています。間違った運動をしていても、予防には繋がりません。時々急な運動をするよりも、少しずつ身体を慣らし、作っていく事により「心臓、肺の疾患、肥満、うつ病」等も予防し、精神的健康にも繋がって行きます
 
≪コメント≫
このトレーニングを始め、6ヶ月が経過いたしました。当初、子供達の走り方を見て、私が感じた事です。
①真っ直ぐ走れない
②ひざが上がらない
③股関節が固い
④あごが上がってしまう
⑤正しい腕振りが出来ない
⑥体幹が弱い
⑦柔軟性がない
⑧体力がない
基本的な動作が全く出来ていない子供達が9割でした。
しかし毎週20分の時間を頂き、ポイントをつかみ、短時間で密度の濃いトレーニングをしています。その成長を見る手段として低学年は50m、高学年は100mのタイムを計りました。結果は98%の子が自己新記録を出しています。成長の証です。
 
≪比較≫
日本の小学生50m平均タイム 
9歳男子 『9"69』・女子『9"97』・10歳男子『9"31』・女子『9"53』
 
2012年11月25日 NSC低学年(7歳~10歳)平均タイム 『10"17』
2013年6月2日   NSC低学年(7歳~10歳)平均タイム 『 9"50』(0"67更新)
 
≪高学年比較≫日本の小学生100m平均タイム
11歳男子『17"40』・12歳男子『16"44』・13歳男子『15"32』
14歳男子『14"68』・15歳男子『14"38』
 
2012年11月25日 NSC高学年(10歳~13歳)平均タイム『17"62』
2013年6月2日  NSC高学年(10歳~13歳)平均タイム『16"69』(0"93更新)
 
今回のタイムで、低学年は9歳レベルを超え、高学年は11歳レベルを超えました。
最初と比較し、改善出来たポイントは『あごをひく』・『ひざを上げる』・『自分の身体を支える筋力UP』・『体力UP』です。ある程度の軸が出来てきました。でもまだまだ、改善しなければいけないポイントはたくさんあります。
まず気になる点として、子供達は身体がすごく固いです。筋肉が固いと特に骨の成長の妨げにもなり、運動時には筋断裂や肉離れ等怪我をしてしまう確率が凄く高くなります。お家でも時間がある時に約10分程度ストレッチをさせてもらえたらと思います。子供達がこれからも怪我なく、健康的にスポーツが出来るよう、コーチ陣がしっかり子供の成長を手伝っていきたいと思います。これかれもどうぞ、宜しくお願い致します。
NSCコーチ 中村

2013年5月25日土曜日

仲間

NSCの皆様、お世話になっております。

アシスタントコーチの山田です。

当ブログでは、NSCの活動紹介はもちろんですが、

他にもサッカーに関する様々なことを発信できればと思っております。

さて、私事になりますが、先日、パリで一番美味しい餃子が食べれると評判で、

NSCのコーチ陣も贔屓(ひいき)にしている「来々軒」で、懐かしい顔と再会しました。

サッカー日本代表で、現在はドイツ・シュツットガルトでプレーする岡崎慎司です。

実は、彼とは滝川第二高校サッカー部時代のチームメイトなのです。

かれこれ8年ぶりの再会になりますが、全然変わっていませんでした。

当時から「ゴールと笑い」を取ることに関しては人並み外れたものがあり、

時が経った今も、特にオーラもなく(笑)、おもしろくて気さくな人柄は相変わらずでした。

せっかくの機会なのでサインをもらおうと思い僕が持参したのはこのユニフォーム。




僕の「宝物」の一つです。

僕は、高校1年生の時にストレス性適応障害(雅子皇太子妃殿下が患われたものと同じ病気)という、わかりやすくいえば「うつ病」に罹って長期間チームを離れ、学校にも通えない日々が続きました。

そして2年生の冬に、環境を変えたいと思い、フランスにサッカー留学することを決断したのですが、

このユニフォームは、僕がフランスに旅立つ前にチームメイト全員がメッセージを書いてプレゼントしてくれたものです。

病気の時も、フランスへ旅立つ時も、岡崎をはじめチームメイトの全員が、僕を励まし、応援してくれていました。

チームを離れる者に対してこういうことはなかなかできるものではないと思います。

フランスに来た当初は言葉も習慣もわからず、辛いことも苦しいこともありました。

しかし、部屋に飾ったこのユニフォームがいつも僕を支えてくれていました。

「みんなとサッカーすることを捨ててここに来たのだから泣きっ面では帰れない」

という気持ちで困難にも立ち向かうことができました。

当時も、今も、そしてこれからも、滝二のみんなが僕にしてくれたその恩を忘れる事は決してありません。

サッカーというスポーツの一番素晴らしいところはこういった「仲間」を作れることだと思います。

不思議なものですが、仲間にボールをパスして繋げることで、お互いの心もだんだんと繋がっていくのです。

NSCも、子供たちの「仲間づくり」の場となればいいなと思います。

ちなみに、当時の岡崎はこんなことを書いてくれていました。




僕自身はプロ選手にもなれずに先に夢をあきらめてしまいましたが、彼は夢を実現してくれました。

彼は僕にとって、自分の叶えられなかった夢を代わりに叶えてくれているような存在です。




そして、今回も力強いメッセージをくれました。

彼は、地元である兵庫県のことを大切に思っているようです。

故郷を遠く離れた異国で生きているからこそその想いも一層強いのだと思うし、

彼はすごく家族想いで、家族を想うことは故郷を想うことに繋がるのだと思います。

僕は現在、兵庫県とセーヌ・エ・マルヌ県の交流事業の一環として派遣される日仏交流コーディネーターとしてこちらに来ています。

彼とは畑は違うかもしれませんが、今度こそはお互いがメッセージを有言実行できるよう、

共に地元の兵庫県を盛り上げられるように頑張りたいと思います。

今回は束の間のオフを利用してのパリ滞在でしたが、

6月1日にはドイツカップ決勝、6月4日、11日には日本代表としてW杯予選、

さらにその後はコンフェデレーションズカップと忙しい日々が続くようです。

フランスでは日本代表の試合は観られないので残念ですが、陰ながら応援しています。

彼の活躍が、兵庫県、そして日本の元気に繋がるはずです。


NSCアシスタントコーチ
山田 剛士

2013年5月11日土曜日

大会記事の一部修正

アシスタントコーチの山田です。

以前投稿いたしました「GUIPAVAS国際大会最終日」の記事に、写真を一枚載せ忘れていましたので加えました(冒頭の部分です)。ご覧ください。


2013年5月4日土曜日

5月5日(日)トレーニングについて

明日は通常どおりトレーニングを行います。
天気も良いですので、気持ちの良い一日になりそうです。
皆様、一緒に汗を流しましょう!!

2013年4月29日月曜日

GUIPAVAS国際大会最終日。

遠征最終日。

今朝の地元紙のスポーツ欄で大会の様子が紹介されていたのですが、

そこにデカデカとNSCの試合の写真が載っていました!!





予選リーグ第4戦目。

この試合に負ければ予選敗退が決まってしまう大事な一戦で対戦したのは、フランス1部リーグのナンシー。

予選第4試合 NSC対ナンシー


「絶対に負けられない!」と意気込んで臨んだ試合で、子供達は大きな成長を見せました。

ナンシーと同じぐらいのレベルであったバスティアと戦った前日の試合では、ほとんどボールを持たせてもらえずに圧倒的な「差」を感じさせられましたが、

この試合では、ゲームを支配されてはいたものの、随所でボールを繋いだり、相手のゴール前まで迫ったりというシーンがあり、最初の7分間(※今大会はハーフタイムなしの12分1本)は相手の攻撃を無失点に抑えていました。

しかし1点を失うと、そこからフィジカル、テクニック、全てにおいて勝るナンシーに圧倒され、終わってみると0-3の完敗。

今まで経験した事が無い高い技術に子供達も唖然…本当に良いチームでした。


予選リーグ最終戦は、ブルターニュ地方の強豪ランデルノーとの対戦。

今回の遠征には、いつもの遠征で子供達が着用しているNSCのユニフォームに加えて、NSC創設時に作った日本代表モデルのユニフォームも用意していました。

しかし、日本代表のユニフォームを着てプレーするということは、みんなが日本代表として見ますから、下手な試合はできません。

そこで子供達はコーチと「1勝したら日本代表ユニフォームを着て試合をしよう」と約束しました。

結局はこの最終戦までに勝利することはできず、本来ならばこのユニフォームは着れないはずでしたが、最後の試合ということで、日本代表のユニフォームを着て試合をすることが許されました。

その代わり、このユニフォームを着るからには恥ずかしい試合はできません。

試合前に、一人一人目標を決めて、「絶対に勝つぞ!」と気持ちを新たに最後の試合に挑みました。







ところが…相手チームと色の系統が被ってしまったために上からオレンジ色のビブスを着せられる羽目に(笑)



体格に差があり、序盤からフィジカルとスピードで圧倒されます。

しかし、子供たちは最後の力を振り絞り、スライディングなどの体を張ったプレーや、ボールを奪われても奪い返そうとする姿勢が随所に見られました。

1点決められても、2点決められても、子供達は諦めることなく必死に戦いました。

子供達の「戦う姿勢」は、今までの試合とは明らかに違いました。

試合は1‐3と敗戦となりましたが、子供達は精一杯力を出し切った様子。

負けた悔しさよりも充実度が勝ったようで、これまで毎試合負けて泣いていた子供達が、この試合では泣くことがありませんでした。

その顔もどこかスッキリした様子で、「負けちゃったけど、なんか楽しかった!」と言う声がちらほら聞こえました。

まさにこれがサッカーの醍醐味。

サッカーの「本当の楽しさ」というものは、自分たちの出せる最大限の、精一杯の力を出し切った時に感じられるものなのです。

結局、予選リーグ5試合で1分け4敗の最下位で予選敗退が決まり、大会を終えました。

今回の遠征を通して感じたことは…

-何よりもまずは「気持ち」が大事なんだということ。

今大会では、失点すると気持ちが「諦めモード」に入ってしまい、そこからずるずると失点を重ねてしまいました。

1点決められたぐらいで諦めるようでは「男前」にはなれません。

1点決められても、2点3点取り返してやるという強い気持ちを持

最後の試合で見られた子供達の姿勢は、今後に向けて大きな糧になるだろうと思います。


-2つ目に「試合勘」の問題。

NSCは基本的には日曜日の練習しかなく、なかなか試合をする機会がありません。

そのために、いざ試合となると、上手く動けない子供が多かったように思います。

こればかりは子供にはどうすることもできない環境の問題ですから、我々コーチ陣もゲーム形式の練習を増やすなど工夫しながら対応しなければいけないなと感じました。


-最後に、技術的な差。

今大会では、フィジカル、スピード、体力、そして技術、あらゆる面で他のチームとの差がありました。

やはり日本人ですから欧米人より体格は小さいですし、フィジカルで劣ることは仕方ありません。

問題はそのハンデをどうやってカバーしていくのかということです。

香川選手ら欧州のトップリーグで活躍している日本人選手を見ればわかりますが、たとえ体が小さくても「技術」があればそれを補うことはできるはずです。

背を伸ばすために嫌いな牛乳を飲むことは苦痛かもしれませんが、

サッカーが上手くなるために練習に励むことは苦ではないでしょう。

NSCの練習は週に1回しかありません。だからこそ、1回1回の練習が非常に大事になってきます。

「もうあんな悔しい思いはしたくない」、「もっともっとサッカーがうまくなりたい」

そういう気持ちを持って毎回の練習に集中して取り組めば、来年こそはきっと勝利を掴むことができるのではないかと思います。

2013年4月27日土曜日

GUIPAVAS国際大会2日目。

朝、ホストファミリー宅からメンバー全員が無事に揃い、

各々がステイ先での生活の様子を話してくれました。




思いの外、子供たちからは「凄い楽しいー!めっちゃ楽しいー!」との声が一斉にあがり、

我々の心配も杞憂に終わりました()。

ホストファミリーの皆さんからも、「本当に良い子達ですねー!!」と絶賛の声。

その時、一人のホストファミリーの方から、

「うちで預かっている子供咳と鼻水が出て体調が良くないようなのですが…」との連絡を受け、

「え!試合前に風邪引いたの!?」と、すぐさま、本人に状況を確認したところ、

「花粉症だから大丈夫だって言ってるのに分かってくれないんですよ~」という事でひと安心()。
 
確かに、花粉症を言語無しで表現するのは、難易度が高い至難の業ですね()。

みんな、それぞれ試行錯誤、身体全身を使って表現し、

ホストファミリーとコミュニケーションを取って頑張っています。

あと1日、がんばろうね^^

さて、いよいよ大会の開会式!

みんな気合いが入っています^^


日本をアピールする国旗や扇子を手に


大会マスコットと一緒に


まずは、町の中心から大会会場まで、ブルターニュ地方の伝統楽器(ケルト音楽)に合わせて、

各参加チームが町中を行進するパレードがスタート!

NSCの子供達は、目に入ってくるもの、感じるもの全てが初体験の為、

環境の変化に委縮してしまい、胸を張って行進する事が出来ず、声も出ないまま大会会場入り()

そして、開会式がスタート。


左端がNSCの子供達


各国の国歌斉唱…当然NSCは「君が代」を熱唱!

続いて、大会本部での昼食。環境の変化に食欲を無くす子も…ここで食べれるかが大事。

「みんなで手を合わせていただききまーす!」

→この習慣は海外には無いので、その場に居た人みんなが注目。でも大事なことですよね^^




食事も無事終えて、早速、初戦に向けてミーティング…




いよいよ試合!初戦の相手は、フランス1部リーグのバスティア。

結果は04の完敗で、涙を流す子も。力の差を大きく感じた試合でした。


2試合目はブルターニュの地元強豪チームとの対戦。

1点をリードして迎えた後半残り2分…

初勝利!と子供達みんなが油断した一瞬を突かれて1点を返され1-1の同点。

またもや子供達の目から涙が。。




子供達はよほど悔しかったのでしょう、「今度こそ勝利!」と、

試合の合間に自分たちで自主的にでトレーニングに励んでいました。


しかし、3試合目は終始リズムを掴めず、なんと1-4の大敗。




結果は3試合で1分け2敗。

まだまだ、試合勘を掴めない子が多く、難しい試合が続いています。

収穫は、1試合1試合戦う姿勢が見られたこと、

また、試合を重ねる事で、各々の成長を全てにおいて感じる事が出来た事です。

なんせ、毎試合負けて涙を流すチームの指揮を執ったのは初めてですからね…

なんとか勝たせてあげたい!そんな思いで一杯です。

明日、残り2試合全力で頑張ります(今日よりも手強い相手ですが…)

頑張れニッポン!!!

2013年4月26日金曜日

GUIPAVAS国際大会初日。

皆様、お世話になっております。

NSCアシスタントコーチの山田剛士です。

さて、本日、NSCのU11チームが、フランスで最も大きい大会のひとつであるGUIPAVAS国際サッカー大会に参加するため、遠征に出発しました。

午前11時にパリのモンパルナス駅を出発。

手を振ってしばしの別れを告げる親子たち


心配そうなお母さんたちに対し、子供たちはこれから始まる新たな冒険にわくわくした様子でした。




子供たちは、トランプをしたり、英語の本や、長谷部選手の名著を読んで、明日の試合に向け「心を整えて」いました(笑)

16時すぎにようやくブレストに到着。遠かった。

そして、ブレストの第一印象は…寒い!!

パリではここ最近、半袖でも十分過ごせる気候が続いていましたが、

ここブレストは晴天にもかかわらず冷たい風が吹いています。

ブレスト到着後はバスで大会本部まで移動し、ここで子供たちはホームステイ先のご家族と対面。


りょうま、しゅんすけはLEROUXさん一家へ


たろう、りょうたはBEAUTOURさん一家へ


たいせいとゆういちろうはPRIGENTさん一家へ

しゅんた、こうへい、ひろとはHILYさん一家へ



『子供達は緊張の様子でホストファミリーに対面し、各家庭に移動。
言葉が通じない中での初めての経験。我々も不安はありますが、リスク無しでは、何も得られない!彼らの成長を信じて、送り出しました!可愛い子には旅をさせろ!って言いますからね(笑)

人生は経験です。。。』(by小栗)

明日からいよいよ大会が始まります。

皆様乞うご期待を!

新年親子サッカー2024

今年も恒例となりました新年の親子サッカーを行いました! 各カテゴリー子供達が普段行っているトレーニングを お父さんもお母さんも実際に体験しました。 「こら!何やってんだー!何してんの〜」など飛び交い(笑) 脚が絡まり転倒するお父さん、お母さんも(笑) とても楽しく親子で思い出深い...