2013年5月25日土曜日

仲間

NSCの皆様、お世話になっております。

アシスタントコーチの山田です。

当ブログでは、NSCの活動紹介はもちろんですが、

他にもサッカーに関する様々なことを発信できればと思っております。

さて、私事になりますが、先日、パリで一番美味しい餃子が食べれると評判で、

NSCのコーチ陣も贔屓(ひいき)にしている「来々軒」で、懐かしい顔と再会しました。

サッカー日本代表で、現在はドイツ・シュツットガルトでプレーする岡崎慎司です。

実は、彼とは滝川第二高校サッカー部時代のチームメイトなのです。

かれこれ8年ぶりの再会になりますが、全然変わっていませんでした。

当時から「ゴールと笑い」を取ることに関しては人並み外れたものがあり、

時が経った今も、特にオーラもなく(笑)、おもしろくて気さくな人柄は相変わらずでした。

せっかくの機会なのでサインをもらおうと思い僕が持参したのはこのユニフォーム。




僕の「宝物」の一つです。

僕は、高校1年生の時にストレス性適応障害(雅子皇太子妃殿下が患われたものと同じ病気)という、わかりやすくいえば「うつ病」に罹って長期間チームを離れ、学校にも通えない日々が続きました。

そして2年生の冬に、環境を変えたいと思い、フランスにサッカー留学することを決断したのですが、

このユニフォームは、僕がフランスに旅立つ前にチームメイト全員がメッセージを書いてプレゼントしてくれたものです。

病気の時も、フランスへ旅立つ時も、岡崎をはじめチームメイトの全員が、僕を励まし、応援してくれていました。

チームを離れる者に対してこういうことはなかなかできるものではないと思います。

フランスに来た当初は言葉も習慣もわからず、辛いことも苦しいこともありました。

しかし、部屋に飾ったこのユニフォームがいつも僕を支えてくれていました。

「みんなとサッカーすることを捨ててここに来たのだから泣きっ面では帰れない」

という気持ちで困難にも立ち向かうことができました。

当時も、今も、そしてこれからも、滝二のみんなが僕にしてくれたその恩を忘れる事は決してありません。

サッカーというスポーツの一番素晴らしいところはこういった「仲間」を作れることだと思います。

不思議なものですが、仲間にボールをパスして繋げることで、お互いの心もだんだんと繋がっていくのです。

NSCも、子供たちの「仲間づくり」の場となればいいなと思います。

ちなみに、当時の岡崎はこんなことを書いてくれていました。




僕自身はプロ選手にもなれずに先に夢をあきらめてしまいましたが、彼は夢を実現してくれました。

彼は僕にとって、自分の叶えられなかった夢を代わりに叶えてくれているような存在です。




そして、今回も力強いメッセージをくれました。

彼は、地元である兵庫県のことを大切に思っているようです。

故郷を遠く離れた異国で生きているからこそその想いも一層強いのだと思うし、

彼はすごく家族想いで、家族を想うことは故郷を想うことに繋がるのだと思います。

僕は現在、兵庫県とセーヌ・エ・マルヌ県の交流事業の一環として派遣される日仏交流コーディネーターとしてこちらに来ています。

彼とは畑は違うかもしれませんが、今度こそはお互いがメッセージを有言実行できるよう、

共に地元の兵庫県を盛り上げられるように頑張りたいと思います。

今回は束の間のオフを利用してのパリ滞在でしたが、

6月1日にはドイツカップ決勝、6月4日、11日には日本代表としてW杯予選、

さらにその後はコンフェデレーションズカップと忙しい日々が続くようです。

フランスでは日本代表の試合は観られないので残念ですが、陰ながら応援しています。

彼の活躍が、兵庫県、そして日本の元気に繋がるはずです。


NSCアシスタントコーチ
山田 剛士

2013年5月11日土曜日

大会記事の一部修正

アシスタントコーチの山田です。

以前投稿いたしました「GUIPAVAS国際大会最終日」の記事に、写真を一枚載せ忘れていましたので加えました(冒頭の部分です)。ご覧ください。


2013年5月4日土曜日

5月5日(日)トレーニングについて

明日は通常どおりトレーニングを行います。
天気も良いですので、気持ちの良い一日になりそうです。
皆様、一緒に汗を流しましょう!!

新年親子サッカー2024

今年も恒例となりました新年の親子サッカーを行いました! 各カテゴリー子供達が普段行っているトレーニングを お父さんもお母さんも実際に体験しました。 「こら!何やってんだー!何してんの〜」など飛び交い(笑) 脚が絡まり転倒するお父さん、お母さんも(笑) とても楽しく親子で思い出深い...