2016年12月27日火曜日

新NSCグランド

いよいよ2017年度より新スタジアムでの活動になります。
今まで外国で活動する日本人クラブとして活動拠点をみつけるのは本当に大変な事でした。
何とかここまでやって来れたのも、ひとえに皆様のお力添えに他なりません。
また、この素晴らしいグランドを与えてくれたフランス国に感謝!!!
今回はその背景をお話しさせて下さい。。
フランスのサッカー、そしてスポーツ全般は、国、及び地方自治体が管轄(全てでは無いですが・・・)になります。
NSCのメンバー構成は①日本人である事(日仏含め、外国人)②会員の大半が駐在員という事で期間が様々である事(年間登録が出来ない)③クラブとして活動人数が少数である事(フランスのクラブは通常最低でも500名体制)④各自の居住地が、それぞれ異なりパリ16区、15区、7区、8区、17区、ニューイィ、セーブル・・・。
よって、本来であれば、上記の4つ(国民、期間、人数、居住地)が全て合致しない事には許可を得る事は非常に難しく不可能なのです。その厳しい状況の中で我々日本の為にグランドを公認で提供してくれている事はもはや奇跡に近いものがあります。
実際にNSCのような外国人クラブが貸切で使用出来ているところは当然ありませんし、パリ近郊のグランドを民間で借りられているところも1つも存在しません。日本人の方で使用出来ているお話を聞いた事がありますが、OECD(国際機関)で働いている方で平日の1日のお昼だけではないでしょうか。以上の事から、パリという人口200万人という大都市でサッカー専用グランドは約20数か所しかない現状で今のNSCが存在し、しかも最も競争率の高い週末にグランドを使用出来ている事は、もはや夢に近いものがあるのです。
この大きな感謝の気持ちを大事にこれからも日仏の発展に微力ですが精一杯努めていきたいと思います。





2016年9月15日木曜日

日本そしてNSCを応援してくれているクラブチーム

サッカー界の大きなニュースとして今週は若干15歳にしてプロ契約をした久保建英くんについて大きく取り上げられていました。実際に彼のプレーを初めて見たのは今から3年前。スペインで行われた国際大会に一緒に参加した時でした。当時彼は12歳、まだまだあどけない姿が残る年齢ではありますが、第一印象で一番驚いたのは彼のテクニックやサッカースキルでは無く、彼の目でした。獲物を狩るような力強い目をしていたのが印象的で、当大会でも戦えるサッカー選手として抜群の存在感でした。あそこまでボールも相手も自由にコントロール出来て、なおかつ駆け引きも出来ると、上手く表現出来ないですが、サッカーが楽しくて仕方ないという思い?を形にしてしまう感じ・・・です。
この試合にはお母さんも観戦していたので話す機会があったのですが、「うちの子はどうですか?」の問いに、そのまま「目が違いますね!力強いです」と率直に答えたのを覚えています。
お母さんからしてみれば、え!そこですか?と思ったに違いないですよね(笑)
当時の彼はサッカー育成年代におけるスキルは申し分ないし、どうしたらプロになれるか?という率直な質問に答えられる年齢ではなかったので・・・
お母さんからは「言葉が出来ない分、あの子はサッカーでしか認めてもらえないし、表現出来ないので・・・時に人種差別も実際にあり・・・」日本では到底経験出来ない現実を若干11歳の子供がサッカーを通じて経験した・・・あの目はまさにその表れなのかもしれません。
どんな世界でもある程度のスキルは必要としても、最終的にはメンタルの他ありません。
私の同期は皆さんが知る元代表の中田英寿です。彼と一緒に育った世代として言えることは、決して彼は凄い選手では無かった、才能の持ち主では無かったこと。彼よりも上手い!凄い!同世代は日本に沢山いた・・・代表での活躍、そして何といってもイタリアでの活躍は自分にとってサッカーとしてだけで無く、それ以上に人間として生きる力を彼から学んだ気がします。
これから2020年に向けて東京五輪が開催され、間違いなく彼は代表候補の1人になるに違いない。現地フランスでも既にTAKE(久保建英)を知るサッカー関係者は少なくない。実際にPSGのスカウト責任者やコーチ陣もTAKEの存在を知っている。
才能とメンタルを持ち合わせた日本のTAKEの活躍を期待したいと思います。

以下、今までアップせずにすみません!
これからも時と共に風化しないようスポーツから元気!そして笑顔を与えて行きたいですね!熊本の皆様に届きますように…


FCバルセロナ・スペイン(左下が久保建英TAKE)

インテル・イタリア

アーセナル・イングランド
Aマドリード


その他、レアルマドリード、FCポルト、パリサンジェルマン、アヤックス、ドルトムントが一緒に応援してくれました。(写真省略)









2016年7月21日木曜日

慶太コーチJリーグ初ゴール&23節ベストゴールおめでとう!!

NSCコーチとして頑張ってくれた中村慶太からプロ初ゴールが生まれました!
また、このゴールが23節のベストゴールとなりましたのでご覧になって下さい。

ゴール動画


2016年7月6日水曜日

NSC国際大会2016



開会式 国家斉唱 「君が代」
動画 https://youtu.be/_N8hryA6Bv4



各国の子供達は雄叫びを上げながら行進する中、NSCは・・・でも1人テンションの高い選手が居ました(笑)




ルクセンブルグの代表チームと記念撮影

スロバキアの代表チームと記念撮影 


イタリアの代表チーム名門ユベントスと対戦

結果は0-3で敗戦・・・良い経験となりました。

応援有難う御座いました!!

大会最終戦を終え記念撮影

今年も現地の貴子さんに大変お世話になりました!毎年温かく迎えてくれる貴子さんに本当に感謝です。


毎年恒例となったブレストの国際大会。現地フランス人家庭でのホームステイから始まり、試合では勝つ喜び、そして負ける悔しさを両方味わえた大変有意義な合宿となりました。「リスクを無くして成長なし」というように、言葉が出来なくても身振り手振りでコミュニケーションを取り、時に助け合い協力することで掛け替えのない経験となります。
スポーツを通じての国際経験、そして文化交流をこれからも積極的に取り組んでいきたいと思います。
試合ではNSC歴史上最高の成績を残してくれました!
また来年も参加出来るよう子供達と日々頑張っていきたいと思います。
ご声援本当に有難う御座いました!!




2016年7月5日火曜日

NSC大人チーム シニア国際大会参加!

日本代表して頑張るぞ!!

キャプテン!!

キャプテン、チームの為にキーパーまでありがとう!!

シュート!!「スルーパスちょうだい!」(笑)

試合中作戦会議「そろそろ、あれ出しぃーな!出しちゃう?(笑)」

大会MVP選手 「今後の足元に注目!!」

これは!もしかして・・・「皆さん、お待たせで~す」(笑)

乾杯!! やっぱり(笑)

お疲れ様でした!!最高の笑顔!!※試合終了後ですのであしからず(笑)

2016年3月24日木曜日

応急処置・救命講習


今日はSecurite civileという応急処置の講習会にやって来ました。事故現場に遭遇した際に的確な対応が取れるよう訓練をする場です。




 
 




今年で4回目の受講となった講習会ですが、今年はいつもの受講者と違う顔触れでした・・・
この講習会ではフランスの国家資格の為に設置されたカリキュラム(私を含め大半がライセンス保持の為、もしくは職業訓練の為に受講)でしたが、今回は大学生、定年を迎えた方、主婦など様々な方が大勢受講していました。
疑問を感じた私は隣に座っていた60歳前後の女性に受講の目的を聞いたら驚きの回答が返ってきました。『未然に防ぎようのないテロという惨事に遭遇した我々に何が出来るか考えた時にここに至った』という事なんです。
それを聞いた瞬間、涙が込み上げてくる程の感動と同時にフランス国民に対して大きなリスペクトを覚えました。フランスという国は個人がそれぞれ自らの判断で行動しイニシアティブを取れるという事です。
我々日本人は社会的に地位のある者がアクションを起こさなければ中々動けない国民性であると思うんです。もちろん、時と場合によりきりではありますが、本件については、素晴らしいフランスの国民性に大きな敬意を抱きました。

 

 

2016年1月27日水曜日

2016

新年あけましておめでとう御座います。
今年も感動がある年になりますように・・・

今年もこの素晴らしいグランドを使用出来る事に感謝!!


 ※新スタジアムの完成は2017年になります。その間、敷地内の工事により入場口の変更があるかと思いますが予めご了承下さい。


フランス国政府のスポーツ省カネール大臣より直々に新年を祝うカードが届きました。
我々日本人のためにこうしてフランス国が支援してくれている事に心より感謝したいと思います。
 NSCの活動を通じて日仏交流、そして友好に全力で取り組んで参ります。
本年も変わらぬご指導ご鞭撻を、宜しくお願い申し上げます。

今年こそ平和な年にしたいですね!!

NSC

新年親子サッカー2024

今年も恒例となりました新年の親子サッカーを行いました! 各カテゴリー子供達が普段行っているトレーニングを お父さんもお母さんも実際に体験しました。 「こら!何やってんだー!何してんの〜」など飛び交い(笑) 脚が絡まり転倒するお父さん、お母さんも(笑) とても楽しく親子で思い出深い...