NSCでは、小学生低学年・高学年・ 中学生を対象に20分間のフィジカルトレーニングを行っています 。このトレーニングの趣旨は、 子供達の発育資本となる身体の矯正を目的とします。
①『基本的な走り方の矯正』
正しいフォームを身に付ける事で、 これから色んなスポーツをやっていく中で基本的な動きが出来てい る子は運動能力が高く、速く走れるだけでなく、 怪我の予防にも繋がります。 プロのアスリート達もこういった基本的なトレーニングを大切にし ています。
②『生活習慣病予防』
所謂「成人病」です。これは、 昭和60年から年々増加しています。間違った運動をしていても、 予防には繋がりません。時々急な運動をするよりも、 少しずつ身体を慣らし、作っていく事により「心臓、肺の疾患、 肥満、うつ病」等も予防し、精神的健康にも繋がって行きます
≪コメント≫
このトレーニングを始め、6ヶ月が経過いたしました。当初、 子供達の走り方を見て、私が感じた事です。
①真っ直ぐ走れない
②ひざが上がらない
③股関節が固い
④あごが上がってしまう
⑤正しい腕振りが出来ない
⑥体幹が弱い
⑦柔軟性がない
⑧体力がない
基本的な動作が全く出来ていない子供達が9割でした。
しかし毎週20分の時間を頂き、ポイントをつかみ、 短時間で密度の濃いトレーニングをしています。 その成長を見る手段として低学年は50m、 高学年は100mのタイムを計りました。結果は98% の子が自己新記録を出しています。成長の証です。
≪比較≫
日本の小学生50m平均タイム
9歳男子 『9"69』・女子『9"97』・10歳男子『9"31』・ 女子『9"53』
2012年11月25日 NSC低学年(7歳~10歳)平均タイム 『10"17』
2013年6月2日 NSC低学年(7歳~10歳)平均タイム 『 9"50』(0"67更新)
≪高学年比較≫日本の小学生100m平均タイム
11歳男子『17"40』・12歳男子『16"44』・ 13歳男子『15"32』
14歳男子『14"68』・15歳男子『14"38』
2012年11月25日 NSC高学年(10歳~13歳)平均タイム『17"62』
2013年6月2日 NSC高学年(10歳~13歳)平均タイム『16"69』(0" 93更新)
今回のタイムで、低学年は9歳レベルを超え、 高学年は11歳レベルを超えました。
最初と比較し、改善出来たポイントは『あごをひく』・『 ひざを上げる』・『自分の身体を支える筋力UP』・『体力UP』 です。ある程度の軸が出来てきました。でもまだまだ、 改善しなければいけないポイントはたくさんあります。
まず気になる点として、子供達は身体がすごく固いです。 筋肉が固いと特に骨の成長の妨げにもなり、 運動時には筋断裂や肉離れ等怪我をしてしまう確率が凄く高くなり ます。 お家でも時間がある時に約10分程度ストレッチをさせてもらえた らと思います。子供達がこれからも怪我なく、 健康的にスポーツが出来るよう、 コーチ陣がしっかり子供の成長を手伝っていきたいと思います。 これかれもどうぞ、宜しくお願い致します。
NSCコーチ 中村
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